4年生 人権教室「ウイルスの次にやってくるもの」
2020年9月10日 15時46分 [管理者]毎年，県の人権擁護委員さんをお招きして4年生を対象に行っている人権教室ですが，本年度は実施を見送ることとなりました。
そこで，日本赤十字社が作成した「ウイルスの次にやってくるもの」という動画を活用して担任による人権教室を実施しました。
新型コロナウイルスは，「体の感染症（病気）」「心の感染症（不安や恐れ）」「社会の感染症（偏見や差別）」の3つの顔をもっています。「体の感染症」を防ぐために，私たちは手洗いやうがい，三密を避けることなどを実施しています。それと同じように，「心の感染症」「社会の感染症」を防ぐためにどのような対策をしていけばよいのかをみんなで考えました。
「団結すれば恐怖はやってこない。病気も怖いけど，差別の方が怖い。」「改めて差別や決めつけはよくないと思った。」「ウイルスの恐怖に振り回されないで，笑顔や日常で応援し合ったり，励まし合ったり，ウイルスについて正しく知ったりすることが大切だと分かった」など，子ども達もしっかりと考えることのできた一時間となりました。