校長室から
9月1日、避難訓練終了後の校長講話の内容をご紹介します。
避難訓練、たいへんお疲れ様でした。そして、たいへん、すばやく避難することができました。児童の皆さんも、先生方もありがとうございました。
さて、児童の皆さん、今日はたいへん暑いのですが、地震は人間にとって都合のよい時を選んでくれません。暑い日、ぎゃくに寒い日、大雨の日など、地震はいつ起きるかわかりません。
実は今から100年前の今日9月1日11時58分、関東大震災という大きな地震が発生しました。関東という名のとおり、東京、神奈川、茨城、千葉、静岡県などに大きな被害が出ました。当時、お昼時ということもあって、お料理に火を使う家庭が多く、またその日は台風の影響で風がたいへん強く、火事が広い範囲に広がり、大勢の人たち、およそ10万人が犠牲になりました。その火事は3日間も続いたそうです。
このように、地震はお昼に発生したり、真夜中に発生するかもしれません。私たちは、いつ大きな地震が来ても、だいじょうぶなように心がけておく必要があります。
みなさんのおうちでは、地震の備えはだいじょうですか。防災セットや、家具などが倒れてこないようになっていますか。ぜひ、今日、おうちに帰ったら確かめてください。そして備えが不十分だったら、おうちの人と相談してみましょう。
9月1日、第2学期始業式 学校長式辞の内容をご紹介します。
40日以上の長かった夏休みが終わり、今日、こうして皆さんが元気に登校してくる姿を見ることができてとてもうれしく思います。夏休みはどうでしたか? たくさんの思い出ができましたか。ぜひ、あとで教えてください。
さて、今日から2学期が始まります。そこで2学期に向けて校長先生から2つのお願いがあります。
1つめのお願いは、あいさつです。7月に行ったおうちの人向けのアンケートでは、立哨当番のとき、あいさつをしてくれる人が増えてきて、とてもうれしいと書かれていました。今まで、下辺見小の子どもたちは、なかなか、あいさつができないとの評判がありましたが、みなさんがその評判を覆してくれました。心からうれしく思います。やはり、みなさんは「やればできる」のです。これからも、みなさん全員がどんどん、あいさつ上手になって、地域の人たちから愛される下辺見小にしていきましょう。
2つめのお願いは、ぜひ、自分自身に自信をもってください。みなさんには、よいところや得意なことが必ず、あります。さきほどもいいましたが、みなさんは「やればできる」のです。どうせ、自分なんか、なんて思わずに、何でも挑戦してみてください。失敗したって気にすることはありません。人は失敗の中からたくさんのことを学びます。失敗をいやがって、挑戦しない人は成功することはありません。また失敗を笑う人のほうが、間違っています。そして、あきらめずにがんばる姿には、みんなの応援があります。今、バスケットのワールドカップが行われていますが、たとえ、予選で負けてしまっても、パリオリンピック出場を目指してがんばっている、男子チームに日本中から応援が寄せられています。
下辺見小の先生方も、おうちの人も、みなさんのがんばる姿を応援します。この2学期もぜひ、みんなと「つなぐ」、「つなげる」、すばらしい学期にしましょう。最後に、今日から6年生と2年生に新しい仲間が転入してきました。みなさん、よろしくお願いします。
7月20日、第1学期終業式 学校長式辞の内容をご紹介します。
今日で1学期が終わります。そして明日から、いよいよ 待ちに待った夏休みが始まります。
さて、メジャーリーグでは、大谷翔平 選手の勢いがとまりません。校長先生も、テレビから毎日、大谷、大谷と呼ばれているので、とてもうれしいです。大谷選手は、小学2年生の終わり頃から野球を始めたそうですが、小学生のうちから、将来はプロの野球選手になりたいと思っていたそうです。これは大谷選手だけでなく、現在、活躍している多くのスポーツ選手が、やはり小学生の頃から、将来はプロの選手になりたいと思っていたということが知られています。
また、これはスポーツの世界だけではありません。小学生のとき、家族や友達が病気で苦しんでいるのを見て、将来はみんなの病気を治したい、病気で苦しんでいる人を助けたいと思った人がお医者さんになったり、看護師さんになったりしています。犯罪からみんなを守りたい、みんなの平和や安全を守りたいと思った人が、警察官になったり、自衛官になったり、消防士さんになったりしています。みんなに勉強を教えたい、勉強の楽しさを教えたいと思った人が学校の先生になったりしています。校長先生も小学生の時に、学校の先生になりたいと思いました。
このように小学生のときの夢や希望は、とても大切なのです。みなさんもぜひ、夢や希望を持ち、できることから努力を始めましょう。将来は社長さんになってお金持ちになりたいという夢でもいいのです。大切なのは決して、あきらめないこと。皆さんの夢や希望がかなうように、下辺見小の先生方、全員で応援しています。
最後になりますが、明日から始まる夏休みは、遊ぶことも大切ですが、将来の夢や希望を実現するための、大切な準備期間にするといいかなと思います。そして、9月1日には元気で、たくましくなった皆さんの姿を見ることができるように、期待しています。
5月末にPTA広報誌に載せた文章に加筆したものをご紹介いたします。
昨年度より校長を務めさせていただいております、大谷良明と申します。
本年度は、三年間にわたったコロナ禍もようやく収束に向かい、5月にはインフルエンザと同等の第5類に移行するなど、学校生活もコロナ前にもどりつつあります。マスクを外す児童も少しずつ増え始め、本来の輝く笑顔が見られるようになってきました。ただ学校としては、すべてをコロナ前に戻すのではなく、子どもたちにとって何が大切で有効なのかという視点にもとづき教育活動の見直しを図っていきたいと考えております。
そして本年度も、校訓を念頭に置き、全職員を4つのチームに分けて、「やさしく」チームでは、「いじめをゆるさない」と思う児童100%を目指し、道徳やいじめをテーマにした集会活動に力を入れます。また「かしこく」チームでは、特に算数の力を伸ばすために授業の改善に取り組みます。そして「たくましく」チームでは、体力の向上をはじめ、交通安全や防災教育の充実に努めます。さらに「働き方改革チーム」では、持続可能な学校教育の実現を目指し、いつも元気ではつらつとした教員づくりを目指します。
さらに本年度から、古河市の全小中学校に学校運営協議会制度が導入されました。今後もいっそう、地域の皆様といっしょになって、子どもたちの豊かな学びや成長を支えて参ります。引き続き、保護者の皆様のお力添えをお願いいたします。
4月7日(金)、入学式 学校長式辞の内容をご紹介します。
春爛漫のこの季節、緑の木々が春の光に輝く。今日この頃、七十九名の新入生のみなさんをお迎えして、この入学式を開催することができ、とてもうれしく思います。
今日からみなさんは、下辺見小学校の一年生です。上級生や先生方は、皆さんの入学をとても楽しみにしていました。わからないことがいっぱいあると思いますが、そんなときは上級生のお兄さん、お姉さん、先生たちが、みんなにやさしく教えてくれます。心配しないで、元気に学校に来てください。
ここで、私からみなさんに三つのお願いがありますので、よく聞いてくださいね。
一つ目は、誰にでも元気なあいさつのできる一年生になってほしいです。「おはようございます」、「こんにちは」と元気にあいさつをすると、みんながとてもいい気持ちになります。下辺見小学校の子どもたちは、みんな元気にあいさつができます。明日から、勇気を持ってさわやかにあいさつをしましょう。
二つ目は、みんなと仲良くできる一年生になってほしいです。お友だちがたくさんできると、学校がとても楽しくなります。お友だちをたくさんつくって、仲良く遊び、仲良く勉強ができる一年生になってください。
三つ目は、先生やお友だちのお話をしっかり聞ける一年生になってほしいです。今、みなさんは前を向いて、姿勢よくお話を聞いてくれています。とてもすばらしいです。これからも、お話をしっかりと聞いて、勉強や運動をがんばる一年生になってください。
さて、保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。入学式でのお子様の姿を見て、感激もひとしおのことと存じます。そして、三年前の三月から始まったコロナ禍も、ようやく収束に近づきつつあります。当たり前が当たり前でなくなった三年間でしたが、子どもたちだけでなく、私たち教職員も当たり前のありがたさが身にしみた月日でもありました。この期間に学んだ多くの教訓を生かし、今後の学校運営に生かしていく所存でございます。ただし、どんな状況にあっても、ご家庭と学校が両輪となって、お子さんの成長を見守っていく、そのためにも、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
最後になりますが、私ども本校全職員、お子さんの成長に携わることのできる、大きな喜びと重い責任を痛感しております。誠心誠意、全力でお子さんをお預かりすることをお誓い申し上げ、簡単ではございますが、式辞といたします。
4月6日(木)、始業式 学校長式辞の内容をご紹介します。
みなさん、1年生は2年生に、2年生は3年生に、3年生は4年生に、4年生は5年生に、そして5年生は6年生になり、全員、進級することができ、たいへん、おめでとうございます。
そして、明日は新入生が入学してきます。全員そろうと、391名になります。去年よりも20名近く増えます。新しい仲間とぜひ、仲良くしてあげてください。
さて、3月24日の修了式にもお話しましたが、今年は下辺見小のテーマを、「つなぐ」、「」つなげる」下辺見小学校にしたいと思います。
みなさん一人一人が持っている、すばらしい力をさらに伸ばすために、毎日、毎日を決しておろそかにせず、自分の夢や希望につなぐ、つないでいく、そして、仲間を大切にして、先生とも、うちの人とも、みんなでつながりながら、一人では無理なことでも、みんなで実現していく。そんな学校にしていきたいです。
ぜひ、もっと素晴らしい学校にするために、みなさんの協力をお願いします。